「4%ルール」とは? 引退後の出口戦略について解説!

おすすめ
スポンサーリンク

「4%ルール」というものをご存じでしょうか?

「4%ルール」とは、インデックス投資の出口戦略の一つです。

インデックス投資は将来使えるお金を増やすために行っている訳ですから、出口戦略は必須です。

将来、FIREしたい方、出口戦略に悩んでいる方の参考になり内容になっていますので、ぜひご覧ください!

【この記事でわかること】

  • 「4%ルール」とは
  • 定額の「4%ルール」について
  • 定率の「4%ルール」について
  • 資産を枯渇させないためにできること

「4%ルール」とは?

資産を運用しながら、4%で取り崩せば資産が長持ちもしくは増える、という出口戦略です。

年間生活費の25倍を達成すれば、FIRE可能と言われるのも、この「4%ルール」が根拠になっています。

例えば、年間生活費が120万円ならば、25倍すると3,000万円です。

3,000万円の4%は120万円ですので、「4%ルール」が成立するのなら経済的自由は達成済みということです。

2種類の「4%ルール」

いわゆる「4%ルール」といわれるものは、2種類存在しています。

その2種類とは、

  • 資産取り崩し開始時の4%の額を、毎年定額で取り崩す「定額の4%ルール」
  • 毎年資産の4%を定率で取り崩す「定率の4%ルール」

この2種類になります。

単純なのは、定額の方の「4%ルール」ですが、定額の方はなくなる可能性もあります。

それぞれ詳しく解説します。

定額の「4%ルール」

これは1998年に行われたアメリカのトリニティ大学の研究が元になっています。(トリニティスタディ)

その研究とは、1926年~1995年の70年間を対象期間として、「株式50%+債券50%」の資産を定額で4%で取り崩していくと、30年後に資産が残っている確率は96%という研究結果が出ています。

しかも、残るだけではなく中央値で資産が元の8倍になっています。

このことからも分かる通り、定額の「4%ルール」はかなり勝率の高い出口戦略です。

ちなみに、この「株式50%+債券50%」の中身は、株式はS&P500のようなインデックスファンド、債券も米国社債のインデックスファンド(LQDのようなもの)になっています。

S&P500とは? 中身をわかりやすく解説!
話題の投資商品「S&P500」について解説します。「S&P500」の中身とは? オススメの投資信託は? など投資初心者の疑問に答える内容になっていますので、投資をこれから学ぶ方、新NISAで投資を始めたい方はぜひご覧ください!
債券ETFとは? 米国の債券ETFを紹介!
今回は債券ETFについて解説します。現在、債券ETFはなかなかに高い利回りが期待できます。その債券ETFでも有名な3つを紹介します。それぞれ特色の違うETFになっていますので、ご自身に合うものもあるかと思います。資産形成の参考になる内容になっているので、ぜひご覧ください。

1998年のデータって古くない?

今でも大丈夫なの?

と思われるかもしれませんが、2011年に再度研究され、特に変わりない結果が出ていますし、2018年にも別の研究機関が出した結果も、似たような結果が出ています。

このことからも分かる通り、少なくとも経済が成長する限り、定額の「4%ルール」は資産が長持ちする可能性が高いことが分かります。

定額の「4%ルール」のメリット

  • 毎年同じ金額だけ取り崩すのでわかりやすい
  • インデックスファンドだけで組まれたシンプルなポートフォリオ
  • かなりの確率で資産を長持ちさせることができる

定額の「4%ルール」のデメリット

  • 成功率100%にはならない
  • 株式50%のS&P500をオルカンに変えると失敗率が上がる(株式の割合を増やせば対策可能)
  • 資産取り崩し開始後すぐに暴落が来ると、失敗率が上がる(順序リスク)

定率の「4%ルール」

『ウォール街のランダム・ウォーカー』で紹介された方法です。

毎年定率で取り崩すため、毎年の取り崩し額が変わるのが特徴です。

例えば、初年度時に3,000万円なら取り崩す額は120万円です。2年目の資産額が2,500万円なら取り崩し額は100万円。3年目で3,500万円だったら140万円と、毎年変っていきます。

景気に左右されやすい出口戦略ということになります。

定率の「4%ルール」のメリット

  • 理論上、資産が0になることはない
  • 資産が0にならない安心感を得られる

定率の「4%ルール」のデメリット

  • 毎年取り崩し額が変わるため、生活が安定しない可能性がある
  • 生活費が足りない場合は、別の方法でお金を稼いでくる必要がある

資産を枯渇させないためにできること

「4%ルール」が高確率で資産が枯渇しないとわかっても100%ではないので、心配になる方も多いかと思います。

そこで、資産を長持ちさせる方法をいくつかご紹介します。

  • 生活費の2~5年分の現金を確保しておく
  • 不況時は取り崩し額を減らす
  • 株式の割合を増やす
  • 4%より低い率で取り崩す

対策としてはこのあたりになります。

それぞれメリット・デメリットはあります。

生活費の2~5年分の現金を確保しておくは、そもそも2~5年分の生活費を貯めるのが大変です。

不況時は取り崩し額を減らすは、取り崩し額が安定しないので、足りない分は働いて稼ぐ必要があります。

株式の割合を増やすは、不況時に株式の割合を増やした分だけ、資産額が減る可能性があります。

4%より低い率で取り崩すは、単純に取り崩し額が減るのでFIREしたい場合は、生活費の25倍より多い資産が必要になります。

と、一長一短です。

しかし、年間生活費の25倍の資産を貯められる方のマネーリテラシーが低い訳はないので、そんな方が考え、行動しているうちは資産が0になる可能性はほぼないでしょう。

お金の心配は、どれだけ資産を築いても0にはならないので、FIREがしたい場合はどこかで思い切りは必要そうです。

こういう場合、やはり個人事業で稼げる方は強いですよね。個人で数万円稼げるだけでも心持はだいぶ違うと思います。

私は圧倒的に稼ぐ力が足りないので、私もそうなりたいものです。

まとめ

  • 「4%ルール」は定額と定率の2種類がある
  • 出口戦略としては、どちらかを基本にしつつ、自分に合ったアレンジをするのがオススメ
  • どちらにしても「インデックス投資」が土台になることは変わらない

インデックス投資は購入より売却が難しいとよく言われます。

その難しい売却である出口戦略の目安になるのが「4%ルール」です。

「4%ルール」を過信するのは危ないと思いますが、参考になる出口戦略なのは確かです。

「4%ルール」基本として、自分のとって心地良い出口戦略が見つかるとFIRE生活も安心して送れると思います。

それでは今回はこの辺で。読んでいただきありがとうございました!

インデックス投資とは?新NISAで投資を始める方へ!インデックス投資を簡単解説!
インデックス投資について簡単に説明!この記事はNISAで初めて投資をしたい方向けの記事になっております。 インデックス投資のメリット・デメリット紹介。投資をする前にしっかりとした知識を付け、納得したうえで投資をしましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました