話題の「住信SBIネット銀行」のメリット・デメリットを解説!銀行で手数料なんて払わない!

おすすめ

日々の生活で銀行を利用するとき、ATMや振込で手数料を取られて、なんとも言えない気持ちになっている方もいるのではないでしょうか?

いまやメガバンクは、「お金を預けて金利をもらう」場所ではなく、「手数料を払ってお金を置いてもらう」場所に変化していると言っても過言ではありません。

それを解決するのが、ネットバンクです。

今回は数多くあるネットバンクの中でも人気の「住信SBIネット銀行」を解説いたします。

私が実際に利用して感じたメリットやデメリットを交えて解説いたしますので、手数料がとられるのが嫌な人の助けになると思います。

「住信SBIネット銀行」独自のサービスもありますので、今の銀行に不満のある方の解決策がきっとあると思います!

それでは見ていきましょう。

住信SBIネット銀行のすごいところ

住信SBIネット銀行のオススメポイントは、

  • ATM利用手数料、月最大20回無料
  • 振込手数料、月最大20回無料
  • 定額自動入金、定額自動振込が超便利
  • 各支店をそれぞれ口座開設できる
  • SBI証券と連携できる
  • 為替手数料が銀行最安クラス

これだけだとわかりにくいと思うので、順番に見ていきましょう。

ATM利用手数料、月最大20回無料

これは読んでそのまま、月最大20回までATM手数料が無料になります。

ちなみにアプリさえ登録すれば、セブンとローソンのATMが使えます。日常使いで困ることは、早々ないでしょう。

しかし、「月最大20回」というのが曲者で実際に20回にするのは条件が厳しいです。

なんだ、そんなことだと思ったよ。期待して損した。

と思われる方もいるかもしれませんが、少し待ってください。

月5回の条件なら簡単にクリアできますし、月10回の条件も現実的な範囲でクリア可能です。

月5回の条件

これはアプリをインストールし、「スマート認証NEO」という生体認証を登録するだけでクリアできます。

安全面からみても、登録して損なものではありませんし、住信SBIネット銀行を使う場合はほぼ必然的に使うものです。パパっと登録しちゃいましょう。

月10回の条件

月10回の条件を達成する方法はいくつかありますが、最も単純なのは「総預金の月末残高が300万円以上」になります。

300万円も預金できない! やはり世の中は金なのか……

という方のために、1000円ちょっとで条件を達成する方法があります。その条件ですが、

  1. 外貨預金(普通・定期)の月末残高あり(10円程で可能)
  2. 純金積立月末時点でご契約あり(1025円程で可能)
  3. SBIハイブリッド預金の月末残高あり(SBI証券の口座開設の必要あり)

この3点をそれぞれ達成する必要があります。

外貨預金(普通・定期)の月末残高あり(10円程で可能)

これは、少しでも残高があれば良いので、「南アランド」を最小減で買付れば10円程で済みます。その後は放置です。買い増す必要はありません。

純金積立月末時点でご契約あり(1025円程で可能)

これも、似たようなもので積立を最低限で行ない、その後は積立を停止し放置します。

積立は最低でも1000円からで、手数料が25円かかるので最低1025円です。

積立を停止しないと毎回積立られてしまうので、積立停止を忘れないようにしてください。

SBIハイブリッド預金の月末残高あり(SBI証券の口座開設の必要あり)

SBIハイブリット預金とは、住信SBIネット銀行とSBI証券を連携することで使用できる特別な口座なことです。

連携することで、預金金利のアップ(10倍)、SBI証券での買い付け余力に反映などのメリットがあります。両方の口座を持っているのなら、基本的にメリットしかないですね。

もしSBI証券の口座を持っていない場合は、無料で開設できるうえに、ポイントサイトを使えばポイントももらえます。

そして、SBI証券は現在最強の証券会社と言っても差し支えないレベルです。(2023年11月時点)

資産形成を考えるなら、持っておきたい証券口座ですね。

と、この3点抑えれば、月10回無料を合計1035円程度で達成できます。

5回じゃ物足りない! 10回にしたい! という人には価値のある選択肢になるかと思います。

振込手数料、月最大20回無料

これもATM利用手数料無料と条件は基本的に同じです。

なので、説明は割愛します。

ちなみに住信SBIネット銀行支店間だと振込手数料は掛かりません。支店を多く持つ場合は助かりますね。

定額自動入金、定額自動振込が超便利

正直これが住信SBIネット銀行の一番の強みだと思います。超便利です。

定額自動入金

これは自分名義の他の銀行から毎月自動でお金を振り込んでもらう機能です。

しかも手数料無料!

制限としては、登録できるのは5件まで、引き落とし日は5日か27日のみ、ぐらいですかね。無料で使えるので個人的には文句ないですね。

これを使えば、会社指定の銀行からお金を自動で移動できるので、会社指定の銀行が気に入らない人には特にオススメです。

まあ、給与の振込先って法的には従業員側に選択の自由があるので、会社に頼めば変えてくれるはずなんですけどね……快くOKしてくれる会社が多くないのも実情だと思います。このサービスを上手く使っていきましょう。

定額自動振込

これは定額自動入金の振込版です。

振込なので自分名義の金融機関じゃなくても振込先にできます。

制限としては、登録は10件まで、振込手数料無料分を超えると手数料77円がかかる、ぐらいです。

これのすごいところは、

定額自動入金、定額自動振込を上手く使えば、給与振込先はそのままでも全自動で振込ができるところです。毎回自分でお金を引き出して振込、の流れをする必要がなくなります。

この合わせ技は非常に強力で楽です。毎月のお金の移動を面倒に思っている方は試す価値があるかと思います。

各支店をそれぞれ口座開設できる

住信SBIネット銀行には数多くの支店(NEOBANK)があります。

これは本口座とは別に口座開設できます。

口座をいくつも開設する必要があるの?

と思われるかもしれませんが、いくつかのメリットがあります。

  • ATM、振込は各支店毎に無料で5回つかえる
  • 各支店ごとに独自のサービスがある
  • 支店をそれぞれ作れば、それぞれのサービスを受けることができる
  • キャンペーン中なら口座開設で現金またはポイントをもらえることがある

このあたりが大きなメリットになります。

しかし、現状支店は13店ほどもあるので、どれを選べば良いか分からないと思います。

そんな方のために個人的オススメ支店はこちらです!

  • VNEOBANK
  • 第一生命NEOBANK
  • 三井住友信託NEOBANK
  • MATSUIBANK

現在のオススメはこの4店です。順番に解説します。

VNEOBANNKと第一生命NEOBANK

この2つの支店の旨みはなんと言ってもポイントです。

多少手間はかかりますが、現実的な範囲で毎月700ポイント。2店合わせて1400ポイントが狙えます!

1ポイント1円相当なので、ポイ活民なら食いつく内容です。

VNEOBANNKポイントの内容ですが、

  • 「即時決済サービス1万円以上1回で20ポイント(月10回まで、1日1回)」200ポイント
  • 「被振込1万円以上1回で20ポイント(月25回まで、1日の制限はなさそう?)」500ポイント

この2つで計700ポイントです。

第一生命NEOBANK(改定後)のポイント内容ですが、

  • 「給与受取か年金受け取り」200ポイント
  • 「被振込1万円以上1回で20ポイント(月25回まで、1日の制限はなさそう?)」500ポイント
  • 更に「口座振替で30ポイント(月10件まで)」最大300ポイント

と、うまくやればかなりポイントが稼げます。

ポイ活が面倒ではない人にオススメの口座がこの2店です。

三井住友信託NEOBANK

この支店の魅力は「スマートライフデザイナー」という家計簿アプリが使える点です。

これは言ってしまえば、マネーフォワードMEみたいなものです。そもそもマネーフォワードとIBMの共同開発だそうです。

マネーフォワードの無料版で満足できない人はこちらのアプリに乗り換えるのもアリ、かと思います。

なにせ無料で口座連携数に制限はありませんからね。どんどん連携させたい人にはオススメです。

それと2023年12月28日までキャンペーンをやっていて、口座開設と3万円の残高で3000円がもらえます。

早いうちに口座を作りたい方にはオススメです。

MATSUIBANK

ここの強みは金利です。

普通預金の金利が、0.31%とネットバンクでもトップクラスです。

2024年にメガバンクは0.1%に金利が上がりましたが、3.1倍の金利になります。

ただし、口座開設には松井証券の口座開設が必須になります。

とは言え、松井証券も大手証券の一つですし、現状口座開設してもデメリットは特にありません。

松井証券の強みは、投資信託保有ポイント(毎月エントリーの必要あり)とIPO株の申し込み時に入金不要、ってところですかね。

この2点に興味がある方には有益かと思います。

ポイ活とかしゃらくせー!

オレは楽したいんだ!

という方にオススメの支店になっております。

SBI証券と連携できる

これは最初の方に少し説明した「SBIハイブリッド預金」のことです。

簡単に利点を説明しますと、

  • 金利が0.11%にアップ
  • SBI証券の買付余力に反映(SBI証券に直接お金を振り込む必要がないうえに、金利も付く)

主な利点はこの2点です。

2024年の銀行の金利引き上げの影響で通常預金金利はメガバンクと大差ない状態になりました。住信SBI的には各種手数料の無料回数で勝負って感じなのでしょうか?

SBI証券の買付余力に反映は、頻繁に取引する人にとっては大変便利です。

ちなみに代表口座とSBIハイブリッド預金の口座は別物になるので、そこは注意しましょう。

為替手数料が銀行最安クラス

現在、住信SBIネット銀行の為替手数料は、1ドルあたり6銭です。

これは現状トップクラスの安さです。

しかも、外貨積立を使う場合、2023年5月12日からは買付については無料です。(終了時期不明)

外貨積立を使うデメリットは即時性がない以外はありませんので、基本的には積立で買付するのがお得だと思います。(買付金額と為替の動きによる)

住信SBIネット銀行の微妙なところ

散々褒めてしまったので、一応デメリットもあげたいと思います。

  • 金利がネットバンクの中では高くない(MATSUIBANKは除く)
  • 支店は1か月ほど間を置かないと開設できない(詐欺対策のため)
  • 支店間でサービスが異なるので、多くの支店を使う場合はサービスの把握が少し面倒

この辺りですね。

金利は通常だと、0.1%でメガバンク並みです。SBIハイブリッド預金で0.11%になりますが、ネットバンクの中では控えめです。

この点だけで言えば、余剰資金置き場としては微妙ですね。

ただMATSUIBANK」だけは、0.31%なので例外になります。

支店の開設が1か月毎についても、まあしょうがないかな、と思っています。

ちなみに、他支店➡MATSUIBANKの順番で開設すると間を置かずに開設できるらしいです。

私は逆の、MATSUIBANK➡他支店の順番で開設しようとしてできませんでした。

連続で開設したい方は注意してください。

支店間のサービスの把握の面倒さに関しては、メリットと表裏一体なので多くの支店を使いたい場合は少しづつ覚えていきましょう。

まとめ

今回はネットバンク「住信SBIネット銀行」について解説してみました。

今の「住信SBIネット銀行」を各支店を合わせて使えば、銀行でのサービスをかなりの高水準で網羅できます。

ネットバンクをはじめて使う方にもオススメになっていますので、興味のある方はぜひ使ってみてくださいね。

それでは、読んでいただきありがとうございました!

おわり

コメント

タイトルとURLをコピーしました