この記事が目にとまったということは車の売却を少しでも考えているかと思います。
どうせ売却するなら高く売りたいですよね。
この記事では売却手段の一つとして、オークション形式の「楽天Car車買取」を解説します。
この記事では、
- 「楽天Car車買取」とはどういったサイトか?
- どういった流れで売却まで進むのか?
- 「楽天Car車買取」が合う人はどんな人?
といったことがわかるようになっています。
実際に私が利用して売却までに至った経験を踏まえた記事になっていますので、参考にしていただけると嬉しいです。
「楽天Car車買取」とはどんなサイト?
オークション形式の車売却サービスです。
サイトで車の登録をしたら、アドバイザーから電話が来るのでアドバイザーと連絡を取りながら売却を進めていくことになります。
車の情報入力などは「一括査定サイト」などと同じようなものです。
「一括査定サイト」との違いを含めて解説していきます。
「オークション形式」のメリット
- やりとりは楽天のアドバイザーとするだけなので、複数の買取業者とやりとりをする必要がなく楽。
- オークションで競ることで高く売却できる可能性がある。
「オークション形式」のメリットは「一括査定」に比べ、手間が少なく済む可能性が高いです。
「一括査定」では複数の買取業者とやりとりするのが普通です。電話でのやりとりも多く、気も使いますしけっこう疲れます。
その点「楽天Car車買取」は楽天のアドバイザーと連絡を取り合うだけで済むので比較的楽です。
さらに「オークション形式」なので買取業者が競ることで高額売却のチャンスが生まれます。
単純に中古車買取業者一社に申し込むより高い買取が期待できますが、「一括査定」と比べた場合あまり値段が変わらない場合も多いみたいです。その辺りは売却のタイミングや、どういった業者が買取に参加するかも関わってくるので運の要素もありますね。
オークション形式のデメリット
- オークションまで進めると基本的に売却をしないといけない
- ある程度進めるとキャンセルしても手数料が掛かる(10,000円)
- 成約手数料22,000円(自分で車の検査をすれば半額の11,000円)
「一括査定サイト」は基本的に利用料の掛からないものが多いですが、「楽天Car車買取」は成約手数料22,000円が掛かります。
ただ車の検査、写真撮影などオークションに必要な情報を自分自身で行えば半額の11,000円になります。(私はこれでした)
この車の検査は本来、「楽天Car車買取」から派遣された社員が行います。
この検査後の売却キャンセルは10,000円掛かります。気をつけましょう。
「楽天Car車買取」の売却までの流れ
- 売却したい車の情報入力
- 楽天から電話が来る
- 車の検査日を連絡(もしくは自分で検査)
- 車の検査(もしくは自分で写真撮影、必要情報の入力)
- 問題なければオークション(見学可能)
- 必要書類を楽天に送付
- 車の引き取り
- オークションの売却価格から手数料を引いた額が指定口座に振り込まれる
基本的にはこの流れになります。
売却したい車の情報入力
車の基本情報を入力します。できれば車検証を持ってきておきましょう。
間違いのない入力の方が後がスムーズです。
楽天から電話が来る
必要情報を送信すると楽天からすぐ電話が来ます。
身構える必要はないですが電話に備えておきましょう。
いつ売却するかや、車の情報などを聞かれます。
車の検査日を連絡(もしくは自分で検査)、車を実際に検査
通常は楽天から検査に人が来ますが、検査官が来れない地域や自分でやりたい人は断って自分で検査をやることも可能です。(手数料半額!)
検査に必要な写真が多く、けっこう手間ですのでその手間に11,000円の価値を感じない方は検査を頼んでしまいましょう。
必要な写真ですが、あらゆる角度から車を撮影、内装も色々な角度から撮影、エンジンルーム、整備手帳なども撮影します。
見本の画像がありますので参考にしながら撮影します。
オークション当日
オークション日と希望価格をアドバイザーと相談して設定します。
希望価格はアドバイスされますが、希望価格に達した場合は絶対に売らなければならないので、慎重に決めましょう。
日付が決まるとオークションのURLが送られてきます。オークションの時間に覗くと価格の推移を見守ることができます。
オークション自体はかなり短時間で終わります。競りが加速すれば多少時間が掛かるかもしれませんが、それでも数分程度で終わると思います。(オークションの入札時間自体が短い)
その後、希望価格に達するか、希望価格に届かなくとも売却価格に納得できれば売却に進みます。
必要書類を楽天に送付
売却を決めると楽天から必要書類を送るための封筒が送られてきます。
中に必要な書類のリストと返信封筒が入っていますので、必要書類を入れて返信しましょう。
車の引き取り
※書類送付や車の引き取りはやりとりの状況次第で順序が前後すると思います。
車の引き取りは楽天側が手配してくれます。
希望の日時を伝えて、車から私物などをおろして整理しておきましょう。(一応引き取りの方がチェックしてくれるとは思いますが、おろし忘れがあると返ってこないかもしれないので気をつけましょう)
引き取り当日は、引き取り業者に鍵を渡して任してしまえば大丈夫です。
オークションの売却価格から手数料を引いた額が指定口座に振り込まれる
書類の送付と車の引き渡しがすんで、7営業日以内に指定の口座に売却価格から手数料(11,000円か22,000円)を引かれた額が振り込まれます。
これで取引終了です。
私の売却体験談
今回私が売却したかった車はホンダの「フィットハイブリッド」2011年式で10万km以上走行していて、そのうえ修復歴ありというあまり値段のつかなそうな車でした。市場価格も安いですしね。
どうせ値段がつかないことはわかっていたので、「ハピタス」のポイント目当てで「楽天Car車買取」を試しました。

私のときは23,000ポイントでした。売却すれば確実にポイントがもらえるのでありがたいですね。
「ハピタス」についてはこちらでご確認ください。
で、肝心の売却価格ですが、58,000円ほどでした。手数料を抜いて47,000円です。ポイントも入れれば約70,000円分ですね。
車の状態を考えれば悪くないと思います。
私の売却時にあったことで記憶に残ったことといえば、そもそも検査に来れない地域で自分で検査、写真撮影をしたことです。

これだから田舎は……まあ、もとから自分でやるつもりだったからいいけど
けっこう面倒ですが、11,000円浮くと思えば安いものです。洗車してキレイにして撮影しました。
「一括査定サイト」との違いですが、やはり単純に手間が少ないです。ただ自分で検査する場合は総合的な手間の量はどっこいです。
あと、自分で検査する場合は検査官とのやりとりもなく現車確認を自分で行うので圧倒的に人とのやりとりが少なくて済みます。
人とのやりとり極力少なくしたい人には丁度良いかもしれません。
オークション自体は一瞬で終わりました。ポコポコ値段が上がっていって動かなくなったら終わった感じです。
売却価格については、「こんなもんだろう」と思っていたので許容範囲です。「一括査定」を用いても大差ないと思います。
まとめ
「楽天Car車買取」はこんな感じ!
- オークション形式の車売却サイト
- 手数料は11,000円か22,000円
- オークション自体は短時間
- 人とのやりとりを少なくしたい人にオススメ
- 「ハピタス」などのポイントサイトからやればポイントがもらえる
- キャンセル料に注意
とこんな感じです。
この特徴が合っていると思う方はやる価値があるかもしれません。

「オークション形式」以外でオススメできるのは「MOTA」などの一括査定サイトです。実際に私が利用した際の体験記事はこちらです。
マイカー売却の際には、自分と車に合った売却手段を選ぶのが重要です。
私が実際に利用した体験記事を参考にしていただけると嬉しいです。
それでは今回はこの辺で、読んでいただきありがとうございました!
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